東京医科歯科大学の研究によれば、口臭の原因の90パーセント以上は、「お口の疾患や異常」とされています。必ずしも食べた物に限らないのです。まずは、口腔(こうくう)を清潔に保つことから始めていきましょう。専門的な治療をしたい方には、大学病院をご紹介します。

口臭とお口の関係を考えた時、もっともチェックしたいのが舌の上の汚れです。舌の中でも、喉の近い部分にある舌苔(ぜったい)をケアすることで、症状は改善されていきます。ただし、ハブラシなどで乱暴にこすると、味覚障害などを起こしてしまうかもしれません。医師や衛生師による指導の下で、適切なお手入れをしてください。

「他人との接触に自信が持てる」という点に尽きるでしょう。精神的な高揚のみならず、外出・運動機会の向上にも結び付きますので、健康的な生活を送ることができます。歯や口腔疾患の予防については、いうまでもありません。